こんにちは!!営業部の岩井です。
先週、イノス支部会があり、出張中の社長に代わり出席してきました。
今回は、地震国日本における地震対策として、木造建築に適した制震構造を学んできました。
構造を強くする「耐震」だけでは、繰り返しの地震が発生する度に建物にダメージが蓄積し、強度が落ちてしまいます。
そこで、揺れ自体を軽減させる「制震」を加えることで建物の損傷を抑えることが可能となり、繰り返しの地震に対しても有効とされています。
イノスが推奨する住友理工の制震システム「TRCダンパー」は、実大実験で実証し、繰り返しの地震では「3回目」の結果に大差が現れました。
※釘抜け本数が耐震住宅の「わずか10%程度」
近年徐々に、制震が効果的であることが世間一般に浸透してきているなか、例の免震・制振装置の検査データ改ざんの報道がございました。
検証が不十分と思えるダンパーが増えてきていることもあり注意が必要です。
TRCダンパーの品質については、全数検査を実施しており、性能検査でNGだった製品は廃却し、出荷された製品も全数QRコードによる個別照会が可能となっています。
今の木造住宅の建築基準法では、大地震により倒壊は免れても、損傷により高額の修繕費用がかかる可能性があります。
より長く安心安全に住み続けられる住まいは、耐震住宅に信頼のおける制震ダンパーを正しく組み込んだ「耐震+制震住宅」といえそうです。
約30坪の建物で4本配置することで効果を発揮します。
ご興味のある方は、お気軽に岩井までご相談ください!!
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当社が以前よりご提案している千博産業の制振装置「evoltz」も、この度のデータ改ざんには一切関係ございませんのでご安心ください。
→ 千博産業ホームページ