こんにちは、中谷です。
秋雨前線の影響で雨が降り続いて、日中も気温も上がらず薄暗い1日でしたね…
明日にかけても不安定なお天気が続く予報ですので、急な激しい雨や雷雨にご注意ください!
さて、「シンプルノート便り」では、家には欠かせないお金の話をお届けしています。
前回は一例として毎月の家計を具体的な数字を挙げて、なかなか厳しい現実を目の当たりにしました。
今回は、家を建てるタイミングで必ず見直すべき家計のムダについてご紹介します。
マイホームをお考えの方はぜひご参考にしていただければ幸いです。
(シンプルノートの設計コンセプトに基づいたコラムです)
🔷シンプルノート便り
家づくりにおける家計のムダを見直す
~家を建てたら保険なんてほぼ必要なし!?~
前回お伝えさせていただいたように、老後や進学に備えつつ家づくりをしようと思うと、よほど世帯収入が高くない限り、収入よりも支出の方が上回ってしまうことになります。
それゆえ、家づくりを進める前に、ご自身の家計について把握し、無駄があれば見直すようにしていただきたいのですが、それと同時にしなければいけないことが、生命保険を見直すことと、家に掛ける予算を正確にはじき出すことです。
では、まずは生命保険からお伝えさせていただこうと思いますが、なぜ生命保険を見直すべきだと思いますか?
その理由は、住宅ローンの金利の中には、団体信用生命保険という生命保険料が含まれているからです。
つまり、住宅ローンを借りた人にもしものことがあった時のために、銀行は保険会社に保険をかけているということですね。
では、もしもの時があった時、どのようなことになるのでしょうか?
まず、収入がゼロになりますが、住宅ローン返済もゼロになります。
ご主人の手取りが約22万円だとしたらそれがゼロになるのですが、ローン返済が8万円だとしたら、これもゼロになるということですね。
また、車も1台減ることになりますよね。
車を維持していくためには、車両代、燃料代、車検、保険、メンテ代などを全て含めると、毎月7万円ぐらいかかっていると言われているのでこれもゼロになります。
小遣いや携帯代や生活費なども、その分減ることになりますよね。
仮にこれらの費用が約7万円だとしたら?
22万円-8万円-7万円-7万円=0となり、減った収入分支出も減ったということになりますよね。
しかし、これだけではありません。
ご主人に、もしものことがあった場合、奥さんが、子供たちを養っていくことが出来るように、遺族年金が入ってくることになります。
これについては、詳しくはネットで調べていただければと思いますが、言いたいことは、もしものことがあったとしても、家さえ持っていれば家族を守っていくことが出来るということ、なんですよね。
それゆえ、もしもの時に備えて保険にたくさん入っているとしたら、それらを一旦見直していただくことをオススメしているというわけですね。
住宅ローンが保険で一括返済されたことによって、土地と建物という資産が無料で手に入ることになりますしね。
それはつまり、その家を売却し実家で暮らすようにすれば大学や専門学校への進学費用をつくることが出来る、ということでもありますからね。
ということで、家づくりをするタイミングでは、今入っている生命保険(医療保険も)を、必ず見直していただければと思います。
家という資産は、あなたの家族をもしものことが起こった時にも、守ってくれる存在ですから。
では次回は、あなたの人生を大きく左右しかねない「家」の予算の考え方についてお伝えしていきたいと思います。
この考え方は、間違いなく全ての方が、絶対に持っておくべき考え方なので、ぜひ次回もご覧いただければと思います。
―END―
最後までお読みくださり、有難うございました。
一家の大黒柱に万が一のことが起きれば…
想像したくないですし、こういうことを考えること自体、抵抗を感じる方もおられると思います。
しかし、住宅ローンは支払期間が長く、いつ何が起こるか分かりません。
もしもの時に備えられるという意味では、団体信用生命保険(団信)は心強い味方になってくれます。
家族が豊かに暮らし続ける家づくりをするためには、まずは家計のムダを見直すことからはじめましょう。
次回は、家にどれだけお金をかけられるのか、適正な予算の立て方についてご紹介します。
どうぞお楽しみに!
ナカタコーポレーションは、家族の幸せのための家づくりを応援します。