こんにちは、中谷です。
今日はお雛祭り♬
皆さまいかがお過ごしですか。
良いお天気に恵まれましたが、冷たい北風で気温があまり上がらず肌寒い桃の節句となりましたね…
さて、シンプルノートより、家づくりのヒントとなる「シンプルノート便り」をお届けします。
今回は、予算オーバーした家づくりによって日々の生活だけでなく、子どもたちの将来、自分たちの老後が犠牲にならないために、資金計画がいかに大切かをご紹介します。
(シンプルノートの設計コンセプトに基づいたコラムです)
🔷シンプルノート便り
~資金計画は家づくりの要~
事前に資金計画をしていないまま土地を探すと、ほぼ確実に予算オーバーすることになり、結果、最良の住宅ローン選びが出来なくなってしまいますが、これは土地に限らず家にも同じことが言えます。
また、予め資金計画をしていないまま家づくりを進めてしまうと、土地代金や建物代金以外にかかる費用を具体的に把握出来ないため、これも予算オーバーの原因となり土地や建物の予算オーバー同様に、仕方なく住宅ローンで帳尻を合わさざるを得なくなります。
例えば、土地を購入する時には、土地代金以外にも不動産屋さんに支払う手数料や、水道を利用するための権利金や、名義を自分に変えてもらうための費用といったさまざまな経費がかかってきます。
それゆえ、土地を購入する時には、土地代金以外の費用がどれくらいかかりそうなのかも、検討材料に加えなければいけないのですが、資金計画をしていない無知な状態で土地を探すと、これらの費用がスッポリと抜け落ちてしまうことになります。
ネットや広告に乗っている価格は、純粋な土地代金だけであり、別途でどんな費用が必要なのかまでは、親切に記載してくれていませんから…
また、家の費用に関しても、地盤改良費用や外構工事代金といった費用はもちろん、会社によっては、建築費用に入っていそうな費用(設計料や照明器具代など)ですら含まれてないことが多く、資金計画をすることによって、全体でかかる費用をしっかり把握していないと、後からとんでもない予算オーバーを招く恐れがあります。
さらに、住宅ローンを借りる時の必要経費も、選ぶ商品や利用する銀行によって異なる、火災保険も、建物の構造、補償範囲、かける年数、範囲などによって、また、地震保険の加入の有無によって異なります。
購入する家具や家電類なども人それぞれですが、購入するエアコンの台数、買い替える家電・家具、新たに購入する家電・家具なども、もちろん家づくりに必要な費用なので、これらも予め計画し、予算を確保しておかないと、大幅な予算オーバーを招いてしまうことになります。
✔ 予算オーバーは不幸のはじまり
このように、家づくりでは、土地や家以外にもさまざまな経費がかかるため、また、それらの費用がご家族によって異なるため、家づくりを進める前に、これらを把握するために資金計画をしておくべきです。
仮に、資金計画をしていないまま家づくりを進めてしまうと、あなたにとっての理想の予算から大きくオーバーしてしまうことになるでしょう。
そして、その帳尻を合わすために、選ぶべきじゃない住宅ローンを選ばざるを得なくなるか、あるいは、返済負担を上げざるを得なくなります。
選ぶべきじゃない住宅ローンを選べば、ずっとリスクを抱えたまま生活していくことになるし、もし返済負担が大きく上がってしまったら、非常に苦しい生活をする羽目になってしまいます。また、子供や将来のために貯蓄する余裕もなくなります。
ということで、家づくりをする前にはまず資金計画をすること、そして、それを自分だけですることが難しいなら、ファイナンシャルプランナーか、お金の知識が豊富な住宅会社の方にしてもらった上で家づくりをしていただければと思います。
― END ―
最後までお読みくださり、有難うございました。
いかがでしたでしょうか。
家を持つということは、ただ単に土地や建物にお金がかかるだけでなく、建築に付随して様々な費用がかかり、維持していくためにもたくさんの費用がかかってしまいます。
夢あふれるマイホームを建てた後には、現実と向き合う長い長い日々のはじまり…
家族の幸せのために建てた家のはずが、住宅ローンの返済に縛られた人生では本末転倒ですよね。
無理のない予算で家づくりをするには、家にどれだけお金をかけられるのか把握することがとても重要です。
ナカタコーポレーションでは、ファイナンシャルプランナーが資金計画についてのご相談を随時承っております。お気軽にご相談ください!